職種紹介
Interview8
プログラミング設計
デバッグから始まり
組み込みシステム開発、アプリ設計へ
「新たな挑戦」こそ
大きな成長のチャンス
山形事業所 開発部
2020年4月入社
Y.S
Profile
学生時代は化学を専攻し、生化学分野の研究に携わる。コロナ禍に入社しオンラインで初期研修を受けた後、山形事業所へ。経験ゼロの状態から開発者としてスキルを身につけ、組込みプログラミング設計、アプリ設計などを手がける。
どんな時代にも応用が利く
チノーの事業に可能性を感じて
不思議な縁ですが、チノーと出合ったのは大学の研究室でした。研究データとして、温度や湿度の計測が必要となり、その時たまたま使用したのがチノーの製品だったのです。そのときは精度が良いなと感じた程度で、まさか深く関わることになるとは思ってもいませんでした。
チノーの存在感が大きくなっていたのは、就職活動が本格化してからだったと思います。新たな需要が生まれたときにも応用が利くような、産業の土台そのものを形作る事業を行っていると知って、心が傾いていきました。「将来も無くなることのない仕事だ」と直感したのです。その上、国内では赤外線計測分野で、世界では燃料電池評価試験分野でトップクラスのシェアを占めています。クリーンな次世代エネルギーに携わっていることに、大きな将来性を感じたことも入社の決め手になりました。
プログラミング経験、ゼロ
だからこそ成長の手応えが楽しい
開発部に配属後、最初の約1年は製品リリース間際だったこともあり、主にデバッグを担当していました。扱っていたのは無線ロガーと呼ばれる製品で、計測した温度・湿度等のデータを受信器に無線送信し、PCやタブレット、スマートフォンに出力するものです。この無線ロガーは厳格な温度管理が求められる医薬品製造・保管施設やクリーンルーム、試験室などで使用されます。製品の不備はお客様の事業に大きな影響を及ぼしてしまうため、デバッグについても入念に実施する必要があります。当時の私は、ひとつひとつの検証項目をこなしていくことに精いっぱいでしたが、その蓄積が製品への理解を深めることに役立ったと感じます。
その後、無線ロガーの組み込みシステム開発やアプリUI設計等の開発業務を任せてもらい、少しずつですが業務の幅が広がっていきました。自らの選択で生化学ではない異分野の企業に就職したこともあり、プログラミングに関する知識はゼロからスタートでしたが、入社3年目に受けた社内の研修で基礎を固めることができたのが救いでした。最初はコードを読み解くにも膨大な時間がかかり、心が折れそうになったこともあります。そんなときも先輩たちが寛容に見守り、支えてくれたので、何とか成長に繋げることができました。
チームの主軸となるような
顧客目線の開発者が理想
現在も引き続き無線ロガーの開発に携わり、組み込みシステム開発やアプリ設計等の開発業務に挑戦しています。これから開発者としてもっと頼られる存在になるために、ただ仕様通りに設計するのではなく、なぜその仕様なのか一考し、意図を理解してから設計するように心がけています。もし知らないプログラムに出合ったら、避けて通るのではなく、自分の中に吸収して設計に組み込むことも大事にしています。ひとつひとつできることを増やしてチームを支えつつ、いずれは私自身も開発プロジェクトのコアとなり、顧客目線で主体的に設計できるようなりたいですね。
学生の皆さん、社会人になったばかりの頃は、新しいことだらけ、わからないことだらけかと思いますが、どんな社員でも必ず通ってきた道です。気負わず無理せずに一緒にやっていきましょう!
主な1日のスケジュール
- 08:30
- 出社、メールとグループウェアを確認
- 08:45
- 設計仕様の検討
- 10:10
- 協業部門との打合わせ
- 11:00
- 課内打合わせ
- 12:00
- 昼食
- 12:45
- 商品開発・設計
- 17:15
- 退社
Index
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